クランクケース内圧コントロールバルブを付けてみる。

うつなつぱぱ

2013年06月23日 18:55

家の10m前の道を歩いてたらイタチが横切って行きました。

なかなかの田舎っぷりです。

さて、今日も雨なのでセローをいぢってます。

そういえばどこかの漫画で「昼の趣味はつちいぢり、夜の趣味はちついぢりです」というのがあったなあ(あっ、石を投げないでください!)。

本題ですが、バイクのクランクケースにはブリーザーパイプという物が付いています。



特に単気筒のエンジンの場合、ピストンが下がる行程とリングの隙間から漏れる燃焼ガスにより、ケース内の圧力が上昇します。
その圧力がブリーザーパイプから排出されるのですが、ピストン上昇時にはケース内圧力は低下して今度はブリーザーパイプから空気を吸うというサイクルを繰り返し、結局ケース内の圧力は大気圧まで下がりません。
空気は伸張させるよりも圧縮させる方が抵抗が大きいので、ブリーザーパイプにワンウェイバルブを付けてケース内の空気を出るばっかりにしちゃえというのがこのコントロールバルブの理屈です(かなりはしょった説明ですが)。


バイク用に売ってるいい物はなんと2万近くするので諦めていたのですが、オフロード仲間のFさんから耳寄りな情報が、、、



トヨタ純正部品でヴィッツ用(¥777)です。

安っぽいですが、機能はほぼ同じようです。

ブリーザーパイプを外して両断し、



真ん中にバルブを入れてみます。ちなみに逆に付けると結構大変なことになるそうです(圧力あがりっぱなし)。



なんとこれだけで完成。ホースも変えたいところですが後日にします。

残念ながら雨の中走り出す若さは無いので、インプレッションも後日です。

言い忘れてましたが、効能としては

エンジンブレーキがマイルドになる。
エンジンの振動が軽減される。
アクセルオフからオンへのエンジンフィーリングが良くなる。

等々だそうです。

セローは225ccの割にエンブレが強く、ドコドコ回る単気筒っぽいエンジンなので効果が楽しみです。

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