夏休みの宿題 その2

うつなつぱぱ

2006年09月07日 10:14

昨夜22時頃寝たので6時頃目が覚めました。
窓の外には神秘的な四万十川の朝もやが、、、今日は無いけど、やはり朝は気持ちよい。

宿泊室全景、一言でいってへんな形の建物です。
かまぼこ





娘を起こして軽い朝食をとり7:30出発。
娘の第一声は「今日は昨日より短い?」
大丈夫大丈夫!今日はきっと楽勝。
父が「大丈夫」と言う時は、4割くらいは本当に大丈夫だぞ娘よ!
朝の四万十川沿いを下る。
自転車で走っていると、よく山肌や草むらがカサカサいってびびるが、ほとんどはとかげの類い。



第14橋 半家沈下橋
本日の1つめ、「はげ」と読みます。
平家の落人が追っ手をごまかす為に「平家」を「半家」にして命名というのは本当だろうか?


第15橋 中半家沈下橋
近くに抜水橋ができて生活道としての役割は終えてますが、やはり沈下橋の方が絵になる。
でも住民の方にとって「大雨が降ったらすぐに使えなくなる橋」はやっぱり不便なんでしょう。

「半家」「中半家」ときて次は「大半家」(おおはげ)ではありません。
ついでにこの近くのJR予土線の下り、「土佐大正」駅の次が「土佐昭和」駅。
平成駅、明治駅は残念ながらここにはなし。


第16橋 長生沈下橋
キャンプ場にテントがひとつ。
テントの主はまだ寝ているのか、それともカヌーでお出かけでしょうか。


西土佐の岩城食堂で少し早い昼食。
娘はざるそば、私はモーニングサービス、どっちも美味しかった。




第17橋 岩間沈下橋
川の曲がり部分にあって、よくポスターとかにも登場する橋です。
夕方に国道の少し下流側から見ると、川面が逆光で光って本当にきれいなんですが、、、
今日はそんな余裕も無し。


岩間沈下橋から次の口屋内沈下橋までも国道の対岸を走りました。
この区間、私も初めて通ったのですが、かなりアップダウンがあります。



娘は押しも入って「話が違う!」と訴えています。
しかしこれが旧道の侘びさびというか、登りがあるから下りがあるというか、実は父も知らんかったというような適当な言い訳をして先を目指します。

下りと言えば、今回娘が下りが苦手な事に気が付きました。
ブレーキ握りっぱなしで平地なみのスピードでゆるゆると降りてゆきます。
自転車が自分の運転する最高スピードの乗り物だからでしょうか、大人の様に「やった!下りだ。イヤッホーー!」とはならない様で、まだまだスピードへの慣れが必要です。
通学する学校の前にも坂があるのですが、登りも下りも押さないといけないのだそうです。

第18橋 口屋内沈下橋(屋内大橋)
黒尊川との合流地点近くにあります。少し下流に赤い鉄橋がかかっていますが、両側に集落があるため生活・観光とも使用頻度の高そうな橋です。
第9橋 上岡沈下橋と兄弟のアーチ型

第19橋 勝間沈下橋(鵜の江沈下橋)
この橋だけ、唯一脚が三本パイプです。
「釣りバカ日誌14」のロケもここでありました。



第20橋 高瀬沈下橋
すぐ上流にキャンプ場「かわらっこ」があり、カヌー教室でもこの辺を下ります。
四万十川でのカヌー(私も持ってませんが)と屋形船は機会があったらぜひ乗ってみる事をおすすめします。

第21橋 三里沈下橋(深木沈下橋)
国道から離れた比較的分かりにくい所にあります。
中学生らしき子供が、橋から飛び下りては泳いでいました。
ここから対岸も下れるのですが、坂があるので自粛。


第22橋 佐田沈下橋(今成沈下橋)
やっと最下流の沈下橋までたどりつきました。
ここまで来ると橋の長さも291.6mあります。
観光客が最も多く訪れる橋です。


達成感か疲労か、ちょっとうつろな娘。








四万十市に入り、最後の橋(後川橋)を渡って、もう少しで我が家です。




本日の走行距離 64.22km
走行時間 5時間25分28秒
平均速度 11.8km/h


後記
4つ橋を飛ばしてしまいましたが、娘はなんとか自由研究「四万十川のちん下ばし」を作りました。
源流点や支流の橋もそのうち寄ってみたいと思います。
思ったより道のりはけわしく、娘は逞しく、父は疲れて汗かきでした。

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