しまんと南風通信（旧）

今回の３連休の暫定予定は、

山（ハイキング）

整備

部屋の掃除

となっております。

３日の中では昨日が一番暑く無さそうなんで、

次女とハイキングに行ってきました。

今回は宿毛市県境の松尾峠という所で、



遍路道です。



前回の不入山のやぶこぎが大変だったのか、「暑い間はハイキング程度が良い」と言われ、

近くで良い場所ないかなと考えて、とっておきの場所を発見！

昔長女とは自転車で走ったルートです。

８年程前だったけど、よく自転車２台押して登ったもんだ。

宿毛駅の近くまで奥さんに送ってもらって、

貝塚という地区を北に向かって登ってゆくと、



すぐ土の遍路道が現れます。

この後、道はミカン畑や集落の間を抜けながら西に向かいます。



植えてあるのはぶしゅかんか直七か？

蜂の巣箱もやたらと見ます、ミカンの蜜って美味しそうな気もする。



小深浦という集落の番所跡から、松尾峠まで２km程ですがなかなかの急坂も。





戦時中に松並木を伐採した跡や



茶屋のあった跡



太子堂の跡など、



跡ばっかり見て歩いてたら峠到着です。

歩き始めから約２時間でした、やっぱり２人とも汗だくでしたが。



東屋はありますが鬱蒼として寂れてます。まあ蚊が多そうな場所。

幕末頃らしいですが、土佐藩と宇和島藩が建てた標柱があります。






ここから渋る次女をなだめて更に３５０ｍ程登り、純友城跡へ。



私も初めてですが、此処からは宿毛湾が良く見えます。



藤原純友といえば、平将門と同時期に反乱を起こした有名人。

前に小説も読みました。



本人は来なかったかもしれないですが、妻と妻の父をこの城に隠し、

２人は此処で亡くなったとの事。

たしかに舟の出入りを見るには良いですが、普通に生活するのは大変そうで、

隠れ住む目的じゃないと住めなさそう。



峠まで戻って愛媛県に入り、一本松町を目指します。

とつぜんですが、高知県あるある



愛媛県に入ると急に道が良くなる〜。

歩きやすい道を１時間半程歩いて一本松町に到着です。



１日10本程はありますが、やはり昼間の本数が少ないので、１時間待ってバスに乗車。





自分たち以外は、お遍路さん２人を含めた４人の乗客でした。

約30分程で宿毛市のバスセンターに到着。





昼食は



お好み焼きと焼きそば、そして



かき氷（メニュー見て気になった「きざら」を食べた、美味）まで食べて合計1,350円、満足！