しまんと南風通信（旧）

ムス伝は、バイクに乗って欲しい２人の娘に、バイクの楽しさを伝える為の覚え書きです。



今日は真面目です。

というかいつも真面目に書いてるんですけどね。

実は私、バイクが危険だとは全く思っていません。

いや、思ってるんだけど、かなりの比率で乗り手が危険度を増減できるというか、

今の年齢で病気で死ぬ確率や、車で事故したり、山で転落したりする危険より、

バイクで大きな怪我や死に至る確率は決して高くないと思ってます。

そしてそれにも勝る愉しみがあるから乗り続けています。



とは言いながら、一昨年に左手首を骨折したし、過去にも、

右足首関節剥離骨折
左右肩関節脱臼が癖になり手術
頭を強打して１週間入院
左鎖骨複雑骨折でプレート入れ

等々やってはいますが。



漫画やドラマだと、ワイルドな主人公が、

「バイクで飛ばすと嫌なことを忘れるんだぜ！」とか言ってますが（今時ないか、、、）、

確かに日常から離れてリフレッシュしたり、なんか鬱々とした時に乗って気持ちを切り替えたりはできますが、

楽しい時に乗ればより気持ちよく、丁寧に扱えば丁寧に答えてくれる繊細な乗り物だと思います。



表題のことに関して言えば、

「バイクで死にたいとは思わないが、バイクで死んだとしてもしょうがない」とは思ってます。

先のことは分かりませんが、結構長寿希望です。

身体が動かないなら動かないなりの、１人なら１人なりの、小さな楽しみを見つけて生きていきたいかな。



今まで理想の死に方として、

昔娘たちが眠る時にしてたのと逆に、両手を娘たちに握ってもらって死んでいくか、

ある朝、旅先のテントの中で静かに亡くなってる。

というのを考えていたんですが、よく考えたら後者はとても人に迷惑かけてしまうし、

夏だと醗酵するまで発見されない可能性がありますね。

なで肩の長身の霊が出るとか噂になっても申し訳ない。



同年代が集まると、ほぼ同じ感想なんですが、

この歳になると治りも遅いし、元どおりに治らない。

ケガしないように一層丁寧に乗りたいと思います。

バイクは危なくないけどね。

いや、危ないから面白いのかも、、、。