2006年06月22日
プロフィールで書いている様に、16で免許を取って合法的にバイクに乗れる様になってから、早四半世紀が過ぎた。
自分の記憶を整理する為にも、乗ってきたバイクについて少し書いていこうと思う。
今までで印象深いバイクというと去年まで乗ってた”BMW R1150GS”とこの”ホンダXR600R”、XRはなんせこれに乗りたい為に限定解除までした。
きっかけは、参加していた二輪ラリーイベントSSERにXR600のエントリーが多く、「使い手が乗ると速い!」という殺し文句につられて、埼玉在住時の1994年、3年落ちの91年型を雑誌の売買欄で見つけて都内の人から45万で購入した。
マフラーを換えたり、外装を白から赤に換えたりして5年乗ったが、後述の「崖落ち事件」後車検時期になり、友人の「96年型RMX250Sと交換しませんか」のことばにつられ(というか渡りに舟)1999年に貰われて行くことになった。
その友人(別にXR600を2台所有!)は部品取りに使うかと思いきや、またその友人に売り、後にこのXRはモンゴルのラリーまで行ったという。
XR600Rのいいところ
排気量の割に軽い(250CCプラス10キロ強)し、走り出すとなおさら。
信号ダッシュ最高!250CCだと思っているリッターバイクの焦る姿が面白い。
林道も登り速し、ガレていても座って開けていれば勝手に登って行く。
トルクがあり、燃費もFCRキャブで25キロ/Lと、意外とツーリングバイク。
身長186センチの私には、長距離でも膝の痛くならない貴重なポジション。
なんといっても「デザートキング!(当時)」持ってるだけで満足。
XR600Rのちょっと困ったところ
空冷600エンジンは熱い!夏は燃料タンクが沸騰するのでは?と思った。
林道下りがムズい、常にアクセルオンでトラクションを駆けていける人は速い。
フレーム、Fサス(正立)が弱い、達人はこのしなりがいいらしいのだが。
250CCと大差ないチェーン、タイヤはやたらと伸びる、減る!
エンジン暖まってる時に転倒とかすると、ほんとエンジンがかからない。
いろんなところへ行き、いろんな所を走ったので、ついでにいろんな失敗談を。
関越で焼き付き→ツーリング出発直後、オイルポンプ不良で焼き付き。冷却後なんとか始動して次のSAで下りる。
伊豆でエンジン停止→原因は点火コイル不良だったがその場では解らず、同行してた奥さんに埼玉の自宅まで車を取りに行ってもらい8時間夜の路上で待つ。
タペットクリアランス事件→ラリーに出るため整備した際、カムの位置を間違えてタペットクリアランスをマイナス(常にバルブ開き)にしてしまう。試乗した知人に「なんか圧縮低くない」と言われたが「250より圧縮比低いからこんなもん」と言ってしまいただの整備不良。SSの登りで4スト250に抜かれて愕然とする。ええそうです!95年のレースでSS入口でエンジンがかからず必死でキックを繰り返していたのは私です!
南紀崖落ち事件→三重在住時友人のXR使いQに誘われて和歌山にオンロードツーリングに行った際「ちょっと入ってみましょう」と行ったスイッチバックの脇道で落石と崖との隙間を抜けようとして転落。ほぼ垂直の崖を10メートル位落下した。私は肩の脱臼で済んだが、あわれXRはシートレールがくの字に曲がってしまった。
最近ラリーイベントでもあまり見ないのが寂しい。後継車のXR650Rは仲間内では大不評(特にデザイン)だった。最近は4ストもほとんど水冷エンジン、倒立サスになってしまった。
写真は盗難されたCRM250の代役で愛知県池の平ワンダーランドのレースに出た時のもの。すんません、当日はハッキリ言ってコースの障害物でした、、、
自分の記憶を整理する為にも、乗ってきたバイクについて少し書いていこうと思う。
今までで印象深いバイクというと去年まで乗ってた”BMW R1150GS”とこの”ホンダXR600R”、XRはなんせこれに乗りたい為に限定解除までした。
きっかけは、参加していた二輪ラリーイベントSSERにXR600のエントリーが多く、「使い手が乗ると速い!」という殺し文句につられて、埼玉在住時の1994年、3年落ちの91年型を雑誌の売買欄で見つけて都内の人から45万で購入した。
マフラーを換えたり、外装を白から赤に換えたりして5年乗ったが、後述の「崖落ち事件」後車検時期になり、友人の「96年型RMX250Sと交換しませんか」のことばにつられ(というか渡りに舟)1999年に貰われて行くことになった。
その友人(別にXR600を2台所有!)は部品取りに使うかと思いきや、またその友人に売り、後にこのXRはモンゴルのラリーまで行ったという。
XR600Rのいいところ
排気量の割に軽い(250CCプラス10キロ強)し、走り出すとなおさら。
信号ダッシュ最高!250CCだと思っているリッターバイクの焦る姿が面白い。
林道も登り速し、ガレていても座って開けていれば勝手に登って行く。
トルクがあり、燃費もFCRキャブで25キロ/Lと、意外とツーリングバイク。
身長186センチの私には、長距離でも膝の痛くならない貴重なポジション。
なんといっても「デザートキング!(当時)」持ってるだけで満足。
XR600Rのちょっと困ったところ
空冷600エンジンは熱い!夏は燃料タンクが沸騰するのでは?と思った。
林道下りがムズい、常にアクセルオンでトラクションを駆けていける人は速い。
フレーム、Fサス(正立)が弱い、達人はこのしなりがいいらしいのだが。
250CCと大差ないチェーン、タイヤはやたらと伸びる、減る!
エンジン暖まってる時に転倒とかすると、ほんとエンジンがかからない。
いろんなところへ行き、いろんな所を走ったので、ついでにいろんな失敗談を。
関越で焼き付き→ツーリング出発直後、オイルポンプ不良で焼き付き。冷却後なんとか始動して次のSAで下りる。
伊豆でエンジン停止→原因は点火コイル不良だったがその場では解らず、同行してた奥さんに埼玉の自宅まで車を取りに行ってもらい8時間夜の路上で待つ。
タペットクリアランス事件→ラリーに出るため整備した際、カムの位置を間違えてタペットクリアランスをマイナス(常にバルブ開き)にしてしまう。試乗した知人に「なんか圧縮低くない」と言われたが「250より圧縮比低いからこんなもん」と言ってしまいただの整備不良。SSの登りで4スト250に抜かれて愕然とする。ええそうです!95年のレースでSS入口でエンジンがかからず必死でキックを繰り返していたのは私です!
南紀崖落ち事件→三重在住時友人のXR使いQに誘われて和歌山にオンロードツーリングに行った際「ちょっと入ってみましょう」と行ったスイッチバックの脇道で落石と崖との隙間を抜けようとして転落。ほぼ垂直の崖を10メートル位落下した。私は肩の脱臼で済んだが、あわれXRはシートレールがくの字に曲がってしまった。
最近ラリーイベントでもあまり見ないのが寂しい。後継車のXR650Rは仲間内では大不評(特にデザイン)だった。最近は4ストもほとんど水冷エンジン、倒立サスになってしまった。
写真は盗難されたCRM250の代役で愛知県池の平ワンダーランドのレースに出た時のもの。すんません、当日はハッキリ言ってコースの障害物でした、、、
この記事へのコメント
私もXR600R持ってます。
97年式ですがだいぶくたくたになってしまいましたがやっぱり面白さは抜群で軽いし馬鹿力あるし・・
以前都内で夏場に渋滞につかまってニッチもサッチモ行かなくなったときタンクのガソリン沸きました。
それ以来都内を通過するときは
夜中か早朝に限るようにしてます。
最近、部品が危なくなってオーバーホールしたいのですが・・
97年式ですがだいぶくたくたになってしまいましたがやっぱり面白さは抜群で軽いし馬鹿力あるし・・
以前都内で夏場に渋滞につかまってニッチもサッチモ行かなくなったときタンクのガソリン沸きました。
それ以来都内を通過するときは
夜中か早朝に限るようにしてます。
最近、部品が危なくなってオーバーホールしたいのですが・・
Posted by 吉松 at 2010年07月08日 23:23
吉松さん、コメントありがとうございます。
97ですか、いいですねえ!
もう文化遺産(ちょっと大げさ)大事にして下さい。
600今でも欲しいです、手放して一番後悔したバイクです。
昔SSERのイベントには20台以上の600が出ていて、上記のQを含めXR使いが多数、、、
誰々はリーンインで走ってるとか、誰々はスタンディングのままドリフトで走ってるとか、面白かったです。
すみません、昔話でした。
97ですか、いいですねえ!
もう文化遺産(ちょっと大げさ)大事にして下さい。
600今でも欲しいです、手放して一番後悔したバイクです。
昔SSERのイベントには20台以上の600が出ていて、上記のQを含めXR使いが多数、、、
誰々はリーンインで走ってるとか、誰々はスタンディングのままドリフトで走ってるとか、面白かったです。
すみません、昔話でした。
Posted by うつなつぱぱ at 2010年07月09日 18:55